
〈FROMAGERIEつくば〉のフランス式チーズのうまさに唸る。
フランスでチーズ作りを学んだオーナーの川田さんが2022年に立ち上げたチーズ工房。塩味を控えめにした、料理と合わせやすく優しい味が特徴のチーズを13種類ほど作っている。今回は川田さんのご好意で特別に工房見学をさせていただくことに。熟成室に並んだ完成を待つチーズはなかなか見られない光景。見学の後は試食までさせていただきフランス式チーズのうまさに唸る。ロゴには毎日少しでもチーズを食べて健康になってほしい、という川田さんの願いが込められている。
FROMAGERIEつくば 笠間チーズ工房

- 笠間市市野谷字小島1305-1
- チーズは、笠間の雑貨店「DOU.DOU」
@doudou.mori
水戸の「パンヤ・クルート」で購入可能。
@paincroute
直接購入を希望の方は下記インスタグラムのDMから
@fromagerietsukuba

〈Bush Doctor〉 で無農薬野菜カレーを味わう。
農家でもある店主の上田大介さんが作る自家製の無農薬野菜をメインにしたカレーが楽しめる。3種類のカレーが楽しめる「ポーク&ココナッツ&ムングダール」(写真)は、スパイシー過ぎない優しい味。上田さんが東南アジア、ヨーロッパを放浪した経験から辿り着いた独自のカレーは、味わい深く理屈抜きで美味しい。テイクアウトOK。

〈栗の家〉の骨董市へ行く。
毎月第1・第3日曜日に「栗の家」で開催される骨董市。古いオモチャから本格的な民藝の焼き物、着物や古着までジャンルも幅広く出展者も多いので、見ていてとても楽しい。
この日の戦利品は、弘前下川原焼の鳩笛。骨董市の心地よい疲労を栗の家のスイーツで癒すのもよい。

〈愛宕山〉でトレイルランニング。
市内の愛宕山や佐白山では、本格的なトレランが楽しめる。
木々に囲まれた山道を新鮮な空気を味わいながら駆け抜けるのは爽快の一言。夏は涼しい木陰が快適、秋は紅葉が綺麗。四季を通して山全体を楽しめるのもいいところ。たまに立ち止まって珍しいキノコを観察するのも楽しい。

〈赤尾杉〉で古い焼き物を学ぶ。
骨董店というと気難しい男性主人のイメージだが、ここ「赤尾杉」は優しい雰囲気の赤尾杉徳子さんが迎えてくれる。「若い人にたくさん来てもらいたいから、弱気の値段設定にしてます。笑」と徳子さん。信楽、益子、そして笠間とルーツ的な焼き物がずらりと並んだ店内に来れば「笠間焼ってどんな焼き物?」という永遠の問いへの答えが見つかるかも。

〈友部カトリック協会〉で建築と庭に浸る。
まるで北欧建築のような佇まいの建築と、大きな木が何本も生い茂る広々とした芝生の庭がなんとも素晴らしい。中を見せていただこうと声をかけると、「宗教宗派にかかわらず、来たいと思ったらいつでもいらっしゃい」と優しいお言葉を頂く。自然光が美しい教会内部は、威圧感のない優しい雰囲気。まさにまちなかのオアシスのような特別な場所。

〈ODD〉でヴィンテージを掘る。
オーナーの梶並さんご夫妻が自らヨーロッパ各地で買いつけた Used・Vintage・Brocante を販売している。「田舎だし、あまり高級なものではなく、(いいものだけど)買いやすいものを紹介したい。」というオーナーさんの言葉通り、魅力的なヴィンテージがリーズナブルな値段で買える。この日は、SWEDEN M-59 Military Field Coatを即買い。

〈石倉〉でドリップコーヒーを飲む。
佐白山の標高は209m。その山頂にあるのが1200年頃に建てられた笠間城跡。さらにそこを少し下ったところに、知る人ぞ知る巨岩群「石倉」はある。江戸時代には「笠間第一の眺望」と言われた名勝の地で飲むドリップコーヒーは格別。ほとんど誰もいないから心置きなく「やっほー!」と大声を出してみよう。

〈洋食屋SUN〉でポークカツレツミラノ風を食べる。
ビーフシチュー、オムライス、ハンバーグと基本の洋食がメニューに並ぶ中、どれを食べても間違いなし。しかしその中でもこのポークカツレツミラノ風は別次元! 「とんかつじゃないの?」いえいえ「ポークカツレツミラノ風」なんです。笠間に来る動機が、これを食べるためと言われても納得してしまう。

〈佐白山麓公園〉で秋を堪能する。
笠間で最も古い公園と言っても過言ではない佐白山麓公園(未確認)。笠間市内を眼下に、広々とした敷地に様々な植物が茂り、気持ちの良い空気の中、一年を通して自然が満喫できる静かな公園。手入れがされすぎていないところも穴場感があってよい。自然だけのなにもない公園だからこそ、味わえる贅沢がある。